洗顔

 

顔をごしごし洗うってしまうのがいけないことだということは
もう、みなさん、ご存知ですよね。

もう、自分の肌に合った洗顔料を見つけて満足してますか?
洗顔を変えただけで、翌日の自分のお肌が
「えっ?」と思うほど、違いを感じたことありませんか?

肌にやさしい洗顔

洗顔

どんな肌質、肌のトラブルにも洗顔は重要な要素。
よく正しい洗顔といいますが、
正しい洗顔ってどんな風にしたらいいのでしょうか?

洗顔に対する思い込み

洗顔料は弱酸性がいいの?

お肌は言わずと知れた弱酸性。
CMなどでも、盛んに「弱酸性で洗おう」というフレーズが
いつの間にか、耳に残っている人も多いと思います。
「洗顔料も弱酸性がいい」というのは、実は誤解です。
「洗顔料は弱酸性」というのは欧米の化粧品メーカーの考え方です。
その源は、「水」です。
ご存知のように欧米の水は日本と違って硬水。
硬水ではアルカリ成分の洗顔料は泡立ちにくいのです。

一方、日本の水は軟水。
アルカリ性の洗顔料でも、よく泡立ちます。

洗顔の本来の目的は、皮膚の汚れや老廃物をきれいに取り除くこと。
弱酸性の洗顔料では、汚れをしっかりと落しきれず、
洗浄成分がお肌の表面に残ってしまいます。

それに、美肌効果のある温泉はアルカリ性が多いです。
そんな温泉に入って、お肌が荒れるなんてことはないですし
お肌に悪いけど身体に良いからと温泉に入る人なんていないと思います。
温泉に入ると、お肌はしっとり、すべすべになりますよね。

正しい洗顔法が知りたい

正しい洗顔の方法(やり方)というものは、一つではありません。
洗顔料もいろいろな種類がありますし、自分の肌に合わせることが大切だからです。

でも、正しい洗顔方法として言えることは
肌に負担をかけず、優しく洗って、肌に必要な潤いを残しつつ、汚れ、洗顔料をしっかり洗い流すこと。
ムム・・・なんだか難しそう・・・。

おすすめの洗顔法

洗顔

予洗い
まず洗顔料を使う時に顔を濡らしますね。
この時、ぱぱっと濡らすだけになっていませんか?
洗顔料で洗う前に、水だけを顔にかけるように
こすらず優しく3~4回洗います。
人肌くらいのお湯(32度前後)がいいですが、水でも大丈夫です。
ただ、真冬のあまりに冷たい水は、手も顔も冷たく
洗いにくいので、ぬるま湯にした方が良いと思います。
大きな汚れはこれだけで取れます。

弾力あるキメ細かい泡を作る

泡洗顔の場合
洗顔料(弱アルカリ性洗顔料)を洗顔ネットでよく泡立てます。
ポイントは、弾力のあるキメ細やかな泡を立てること。
手だけでは泡が作りにくいので、泡立てネットを利用すると
時間もかからず、より簡単に弾力のあるキメ細やかな泡ができます。
(泡の量はゴルフボール3個くらい)

洗顔料で洗う

泡で洗う

ここで頭に入れておきたい大切なポイントが、

  • 絶対にこすらない
  • 長時間お顔に泡をのせておかない。

弾力のあるキメ細やかな泡ができたら顔全体ににのせるように広げます。
手と肌の間の泡を動かすような感じで
手が直接お肌触らないように軽く泡を押し付けるように洗います。
30秒前後行う洗顔が最も効果的です。

すすぎ
洗顔
10回~20回くらいのすすぐのがおすすめ。
これでいいかなと思っても、もう一回!くらいの気持ちで。

髪の生え際・あごの下・フェイスラインなどは
すすぎが不十分になりがちなので気を付けて。

ふきとり
拭き取り

清潔なタオルを軽く押し当てるように水気をとります。
タオルでこすらないにしましょう。
タオルは、一度使用するだけでも濡れて雑菌が繁殖するので、
繰り返し使うとデリケートな顔の肌、特にニキビ肌に良くないです。
美肌で話題のお笑い芸人のあの方も、洗顔後に顔を拭かないそうです。

肌への負担を減らす、清潔な状態を保つために、洗顔後に顔を拭かない人も増えています。

まとめ

正しい洗顔方法とは、肌に優しい洗顔方法です。
肌への負担を極力少なくして、本来の目的である皮脂汚れはきれいに洗い流すこと。
洗顔料によっては、泡立ちの違いや、また、泡を立てないタイプの洗顔料もあります。
ここでは、主にクッション洗顔(泡洗顔)の方法を紹介しました。
洗顔料を使わないで水だけで洗う、お湯だけで洗う方法は、その人の肌質、肌状態もあるので一概には言えませんがあまりおすすめできません。
水だけでは、皮脂汚れは取り切れないですし、お湯は肌の乾燥を招きます。
皮膚を摩擦しないことを第一に考えて、肌に優しい洗顔をすることが一番です。