顔を手でなでたり、触れてみて、あなたの肌はすーっとすべすべしていますか?
それともザラザラしていますか?
目で見てわかるものかもしれませんが、実際、触れてみてザラっとしてると、すごく気になります。
それが、古い角質細胞の蓄積であれば、角質ケアできれいになります。
長いこと放置していて、肌にニキビとか、ブツブツはありませんか?
正しい角質ケアをして、肌のざらつきを解消しましょう。

肌のざらつき、ザラザラの原因は古い角質細胞

肌のざらつき、ざらざらするという現象は、角質肥厚が原因です。
ターンオーバーの乱れから、役目を終えた古い角質細胞が肌表面に残ってたまった状態。
これをきれいに取り除いてあげることで、肌はすべすべ滑らかな肌を取り戻すことができます。


ターンオーバーの乱れが遅い早いで、ケア方法が変わる?

ターンオーバーの乱れと言われると、

はてな子

サイクルが遅くなってるのね、きっと・・・


と思う人が多いですよね。
でも、ターンオーバーのサイクルが早くなってしまっていて、逆に肌トラブルを起こしている場合もあるんです。
ターンオーバーは早くても、遅くても肌トラブルの元。
本来の正常な状態に戻してあげることが、適切な角質ケアになります。

ターンオーバーのサイクルが遅れている人の特徴

  • 肌がざらつく
  • 触った感じ、ごわごわしている
  • ニキビではない、細かなぶつぶつがある
  • 肌がくすんでいる

ターンオーバーのサイクルが遅くなると、古い角質が肌表面に蓄積され、手で触るとざらざらしたりごわついていたり、またブツブツ(角栓)が出来たりします。

メラニン色素の排出も滞るので、肌のくすみや、シミの原因にもなります。

ターンオーバーのサイクルが早まっている人の特徴

  • 肌が乾燥する
  • 毛穴詰まりが起こる
  • 角栓が出来やすい

ターンオーバーのサイクルが早まっている人は、まだ成熟していない角質細胞が肌表面に出てきているので、肌を守りきれていない状態です。

そうなると、乾燥やニキビ、肌荒れ、テカリと言った肌悩みが現れてきます。

 

皮脂と毛穴部分の古い角質と汚れが混ざり合ったものや、石鹸カスや水道水に含まれる塩素やカルシウムなども含めて、洗顔した後でも目にみえない洗い残しがあると、肌環境が悪化します。

落としきれなかった皮脂汚れは、肌の表面や毛穴に残り、また、毛穴から飛び出た角栓が、肌のざらつきの原因になります。

日頃のスキンケアで使う化粧品やファンデーション、日焼け止めなどが落としきれず肌に残ってしまうと、それらは酸化し、これもまた、肌のザラザラの原因になります。

ぶつぶつが気になる

正しい洗顔とターンオーバーの機能が正常に働いていれば角栓がつくられることはなく、肌がザラザラするということもないのです。

肌に、皮脂汚れが残った状態が続くとターンオーバーがうまういかなくなるので洗顔とターンオーバーは密接な関係があります。

ターンオーバーの乱れで、新しく生まれるはずの角質細胞が成長できずにいると、古くなった細胞が肌表面で滞り角栓を作り出す原因になります。

肌のざらつきを解消方法

まず、肌のざらつきが気になったら、日々のスキンケアの方法を見直してみてください。
洗顔で落としきれずに肌に皮脂汚れが蓄積すると、角質が厚くなりごわごわ硬くなります。
ファンデーションや濃いメイクは、洗顔料だけでは取り切れません。

シミやくすみの原因にもなりますし、いくら良いスキンケアを使っても浸透しにくくなるので、せっかくのお手入れが無駄になってしまい、効果が感じられなくなります。

疑問

肌にいいという成分の入った高い化粧品をつかってるのに、まったく効果がない・・・。

 

角質ケアにおすすめのケア

  • 肌に合ったクレンジングでメイク汚れは残さない
  • クレンジングでメイク汚れは残さない
  • 拭き取り化粧水でやさしく角質オフ
  • ビタミンCケアをプラスする
  • レチノールを取り入れてみる

毎日のメイクは、クレンジングを使って肌に残さない

メイクはクレンジングで落とす!

メイクをしている人は、クレンジングは必須。
アイメイクや口紅など取れにくいポイントメイクは、先にオイルタイプかクリームタイプなどクレンジング力の高いものや、ポイントメイク用クレンジング等で落としてから顔全体をクレンジングするのがおすすめです。
クレンジング力が低めだと、落ちにくいうえに、擦ってしまいがち。
肌に負担をかけるよりも、落ちやすいものを使った方が良いです。

クレンジングはオイルタイプからローションまで種類がありますが、自分の肌タイプで選ぶのがオススメ。

乾燥肌クリームタイプ
脂性肌オイルorバームタイプ
混合肌ジェルorミルクタイプ

 

あくまで目安としてですが、例えば、乾燥肌の人がオイルタイプなどを使用した場合、オイルタイプは洗浄力が高いので、必要な皮脂が奪われ、乾燥が進んで肌荒れにつながる可能性があるので避けた方が無難。

取れにくいポイントメイクのクレンジングとして、ポイント使いくらいにとどめておくといいでしょう。
クレンジングのタイプ別(種類)スキンケアは「タイプ別で選ぶ潤いと洗浄を両立するおすすめクレンジング」を見てください。

お肌のお手入れで、まず最初にクレンジングから始める人。
クレンジングなしで洗顔からする人。
普段のお化粧のやり方によって違いがあるかもしれません。

クレンジングには、クリームタイプや乳液タイプ、オイルなど種類が色々ありますが、オイルクレンジングはメイクが取れやすく、また皮脂汚れもすごく落としやすいですね。
毛穴に詰まったツブツブ(角栓)が取れているのが、手の感触でよくわかり、つい長くしすぎてしまったりしていませんか?
気を付けたいのは、クレンジング剤なので肌に負担がかかってしまうことです。

それに、長くマッサージすることは、摩擦することになり、肌には負担が大きくなります。

これを毎日続けていると、お肌が赤くなったり、皮膚が薄くなって敏感肌になることがあります。
私は、20代の頃、毎回毎回毛穴汚れが(つぶつぶしたもの)とれるので、肌の汚れが取れていると実感できるのがうれしくてオイルクレンジング派で、ずっと行っていたのですが、肌が赤くなり、皮膚が薄くなっていました。
それに、毎回粒々がとれるのに減らないのです。
取ることばかりに夢中で、その後のお手入れが十分でなかったんですね。
でも、今考えると、肌に負担をかけすぎていて、肌自身の回復が出来ていなかったんです。
それで、私は大好きなオイルクレンジングを長いことやめていました。
肌に負担がかかっているというのは冷静に見ると、自分自身でわかることだと思います。

要は、やりすぎないこと、毛穴や皮脂汚れを取った後は保湿を重視したした潤いケアが必要なのです。

拭き取り化粧水・ブースター(導入化粧水)で肌のザラザラを除去

肌のざらつきや、角質が硬くなっているなと感じたら、普段のお手入れに拭き取り化粧水をプラスする方法が効果的です。

角質を除去するための拭き取り化粧水(角質ケアローション)でふき取る方法
洗顔の後、一番最初に、コットンなどに化粧水を充分にしみ込ませ優しく拭き取ります。
刺激のない肌に優しいものを選びましょう。
ザラザラが気になるからと言って何回もやったり、こすったりしてはいけません。
硬くなった肌表面、角質層を柔らかくほぐしその後の化粧水の浸透を良くします。

ブースター効果
角質ケアローション(拭き取り化粧水)は導入化粧水としての効果もあります。
肌のざらつきの原因である角栓や毛穴が詰まった状態では、そもそもスキンケアの浸透の妨げとなって、どんなに良い成分が入った化粧品でケアしても効果が望めません。
ふきとり化粧水を使用した後は、硬くなったお肌を柔らかくし、その後のスキンケアの効果を高めることになるので一石二!。

拭き取り化粧水の詳細は『角質ケアにおすすめの拭き取り化粧水でパパっと楽チンリセットケア!』をお読みください。

オイルマッサージ

毛穴詰まりや角栓は、洗顔だけでは落ちません。

表面部分なら取れるかもしれませんが、毛穴って結構深いです。

そこでオススメなのが、週1~2回のオイルマッサージです。
週1~2回程度ならオイルクレンジングでも構いません。

オイルマッサージと蒸しタオル

今、私がスキンケアに取り入れているのは天然オイル。
アプリコットカーネルオイルを使っています。
オイルは、自分の肌の状態、悩みに合わせたものなど好みのものを使用すればいいと思います。


オイルマッサージのやり方

天然オイルで洗顔後にマッサージします。
首周りまで行うと、首もけっこうざらついていたんだなと気づきます。
毛穴汚れも浮き出てきます。
ここでも、長くやりすぎたり、擦ったりせず、優しくなでるように短時間で済ませること。
オイルが皮脂に馴染んだマッサージの後は、蒸しタオルをします。

ラップにくるんだ濡れタオルをレンジで1~2分ほどチンして
熱すぎるようでしたら、少し手でポンポンと浮かしてから顔にのせます。
顔にのせる時間は1~2分ほど。
その間に蒸しタオルの熱は冷めてしまいます。
まだ、蒸しタオルのぬくもりがあるうちに顔のオイルをやさしく拭き取ります。
蒸しタオルだけでもすごく気持ちいいのですが、オイルマッサージした後に蒸しタオルをすると
肌がすべすべしてすごく気持ちがいいんです。
試してみてください。

お顔のマッサージや身体のマッサージに使うオイルにも色々な種類があります。
自分の肌質や目的に合ったものが良いと思います。

天然オイル

  • アルガンオイル
  • マカダミアナッツオイル
  • ピーナツオイル
  • ホホバオイル
  • アーモンドオイル
  • アプリコットオイル
  • オリーブオイル
  • ココナッツオイル

など、ほかにもたくさんあります。

オイルによって多少べたべた感が違うようですが、やはり、天然オイルなので、ベタベタするのが嫌だという方にはおすすめしません。

オイルマッサージと蒸しタオルを、私の場合セットにしてますが、これをやり始めてから、毛穴に詰まった汚れがだんだんと少なくなってきました。
マッサージの後に冷やしたローションシートでパックするのもおすすめです。

これでもかというほど保湿をしっかり行いしょう!
メルヴィータ

まとめ 角質ケアでターンオーバーを整える

ターンオーバーを整えて古い角質をスムーズに排出すること。
いらなくなった古い角質や汚れをきれい洗い落すこと。
肌の生まれ変わりを促すには、肌細胞を健やかに元気にすること。
そのためには、保湿が大切です。
角栓があったり、ザラザラした肌状態はお肌の油分や水分がアンバランスになってしまっています。
毛穴が開きやすくもなります。
普段から、化粧水などでしっかりお肌を潤わすようにしましょう。
特にスペシャルケアとしてマッサージや角質ケアをした後は、ローションパックなどもおすすめです。
お肌が潤い、毛穴を引き締め効果もあります。
毛穴が開いたままにしておくと、新たに汚れがたまる原因になります。
皮脂は常に分泌して出続けるものなので、過剰にケアしすぎると角栓がたまりやすくなります。
やりすぎず、ほどほどに、そして優しくすること。
お肌のざらつきは、お手入れ次第で驚くほど改善します。
正しく、お肌に優しいケアで滑らかなお肌になると、お肌を触るのが楽しみになりますよ。