トラネキサム酸はどんなシミに効果がある?

トラネキサム酸でシミ対策

トラネキサム酸は、シミの中でも特に肝斑の治療に
皮膚科・美容皮膚科で、主に内服薬として使用されます。
特に肝斑の治療に用いられるトラネキサム酸
トラネキサム酸とは
天然のアミノ酸、リジンに類似した構造を持つ合成プラスミン阻害剤のことです。

プラスミンとはタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)の一種で
メラノサイト活性因子です。

トラネキサム酸は抗プラスミン作用により、
メラノサイト(色素細胞)の活性化を阻害することで
メラニン生成を抑制し、シミを出来にくくします。

トラネキサム酸の外用は?

スキンケア

あまり見かけませんが、美白化粧品に
トラネキサム酸が配合されているものもあります。
トラネキサム酸の外用もシミケアには有効です。

どのくらいで効果が現れる?

トラネキサム酸はどのくらいで効果は表れる?

トラネキサム酸は、色素沈着抑制効果をもつ内服薬は
どれくらい服用すれば効果が現れるのか
目安として分かった方が、治療方法などに役立つと思います。
シミは種類も様々あり、治療も、
その効果が現れるタイミングもまちまちです。

トラネキサム酸内服薬の場合は、だいたい4~5週間が目安となります。

症例によっては、ビタミンCやハイドロキノンなどの
美白外用剤と併用や組み合わされることもあり
より、効果がアップします。

トラネキサム酸に副作用は?

安全性が高く副作用はまれと言われています。
水に溶けやすいですが、味が非常に苦いため、
経口投与の際は、通常、カプセルなどに製剤化されます。

トラネキサム酸は、合成プラスミン阻害剤と前述しました。

血液成分の一つプラスミン (フィブリノリジンともいう) は
血液の凝固を阻止する物質で,病気によりこれがふえると
出血性が強くなってしまいます。
ですから、止血剤・抗炎症剤として
出血の予防・治療に使用されています。
このことから、血栓をできやすくする作用もあります。

そのため脳梗塞など、心筋梗塞、血栓性静脈炎などの
血管系の疾患をもつ人の服用は医師に
相談するなど注意が必要です。

トラネキサム酸の美白効果

こうした、トラネキサム酸の作用から
肝斑だけでなく、日光性黒子(老人性色素斑)などにも
その効果はあると言えます。
皮膚科などで特に肝斑の治療に用いられるのは
肝斑には、女性ホルモンが深く関わっていると考えられていて
レーザー治療は、通常のシミ治療に使用されるレーザーでは逆効果となり
かえってシミが濃くなってしまうことがあります。
最近では肝斑の治療に光レーザーなどが使用される医院も
あるようですが、内服や、外用などで治療される方が
まだまだ多いようです。
トラネキサム酸は、女性ホルモンをコントロールして
シミを改善するタイプではないので、
ホルモンのバランスを乱す恐れもなく
その点で安心できるからでしょう。