まずはお肌のことを知ってスキンケアを効果的に!

お肌(皮膚)のことを知り、スキンケアに役立てる

あなたは、スキンケアをどういう思いで行っていますか?
毎日のルーティーン?
それとも、肌質向上のためですか?
あるいは、どちらも含まれるかもしれませんか?
肌悩みがあって、少しでも肌質改善したいなら
まずは、私たちのお肌、皮膚のことを知ることは、きとあなたのスキンケアの助けになると思いますよ。

毎日のスキンケアをより効果的に
皮膚の役割とは

私たちの皮膚は、身体全体の表面を覆い、外部からのさまざまな刺激や衝撃から
内部の大切な器官や臓器を守っています。
そして、水分や体液を保ったり、身体を正常な状態に保つうえで
大切な働きをすること、また身体全体の調和にも大きく関わっています。
そのほか、体温を調節したり、生命を維持するために、なくてはならない様々な機能をもっています。

皮膚の構造

私たちの肌(皮膚)は、大きく分けると外側から表皮・真皮・皮下組織という3つ層状の構造をしています。

皮膚組織

表皮
表皮

表皮は一番外側の部分で、普段目に見えている部分です。
表皮にも各層があり、外側から「角層(かくそう)」、「顆粒層(かりゅうそう)」、
「有棘層(ゆうきょくそう)」、「基底層(きていそう)」といいます。
表皮の中にこのようないくつかの層がありますが、0.2ミリというとても薄い膜の中にあるということです。
基底層は、1層の「基底細胞(きていさいぼう)」などから成る層で、
「基底膜」を介して真皮と接着しています。
基底細胞は、分裂を繰り返し、新しいケラチノサイトをつくりだします。
一方、角層は体の部位や環境などによって異なりますが、
大抵10~20層ほどの「角層細胞(かくそうさいぼう)」が
「細胞間脂質(さいぼうかんししつ)」をはさんで重なってできています。
角層細胞はケラチノサイトから変化した核のない細胞で、
内部に「ケラチン」という線維状のタンパク質を大量に抱えています。

表皮には、前述の他にも細胞もあります。
基底層には「メラノサイト(色素細胞)」があり、紫外線から体を守る色素「メラニン」を合成します。
日やけした時に、肌が黒褐色になるのは、このメラニンのためです。
メラニンというと美白の敵のようないやなイメージを持ちますが、
実は、私たちの身体を守るためのものなのです。
また、触覚に関係すると考えられている細胞や、
免疫機能をつかさどる細胞もあり、
いくつもの機能で体を守っています。

角層の機能
セラミドが充分だと、角層のキメが整っている状態
角層は表皮の一番外側、表面にあります。
厚さが平均で約0.02ミリほどという非常に薄い膜なのですが、
ここでバリア機能と保湿機能という大切な役目を担っています。
角層は、角層細胞で構成されていて、その間には細胞間脂質という脂質があります。
化粧品やサプリメントなどでセラミド配合のものがありますね。
セラミドは角層細胞同士をすき間で満たして、細胞や水分をつなぎとめているんです。
セラミドで十分に満たされた角層はバリア機能も高く、健康肌で
肌表面が滑らかな、キメが整ったお肌です。
セラミドは肌を乾燥から守る

バリア機能
1. 肌(皮膚)表面から、ほこりや菌などの外的刺激、異物などが体内に入るのを防ぐ
2. 体の水分が、体外に過剰に蒸散するのを防ぎ、体が乾燥しないようにする

さらに、保湿機能によって肌に潤いを保ちます。

真皮
表皮の内側にある真皮は、お肌の皮膚組織の大部分を占めていて、肌(皮膚)の本体といえる部分です。

真皮は、「コラーゲン」がその大部分を占めています。
そして、その間を「ヒアルロン酸」などのゼリー状の基質が水分を抱え込みながら満たしています。
これに「エラスチン」も加わり、肌に弾力を与えています。
「コラーゲン」や「エラスチン」は線維状のタンパク質です。
これらの線維や基質を生成する細胞は、線維芽細胞(せんいがさいぼう)と呼ばれます。
さらに、真皮には、血管やリンパ管、汗腺などがあります。

真皮

皮下組織
肌(皮膚)の3層構造のうち一番内側にある組織が「皮下組織」で、表皮と真皮を支えている部分です。

肌のターンオーバー

新しい細胞が生まれ、古くなった細胞が役目を終えて入れ替わること。

私たちの気になるところでいうと表皮ですが、
表皮細胞は、表皮の一番奥の部分基底層で生まれ、およそ
28日間かけて、上へと押し上げられ、角化し、
角質細胞になって、最終的に垢となり剥がれ落ちていきます。

この繰り返しを肌のターンオーバーと言います。

このターンオーバーのサイクルは
一般的に年とともに長くなると言われています。

そして、加齢にともなう場合以外にも
生活習慣や食生活などによってもターンオーバーの
乱れが生じることもあります。

考えられるターンオーバーの乱れの原因

  • 食生活(野菜不足や偏食など)
  • 寝不足
  • 便秘
  • タバコ
  • 運動不足
  • 過度な飲酒
  • 無理なダイエット
  • ストレス
  • 冷え性

まだ、若いから大丈夫なんて油断は禁物!
このような原因は、健康にも関係します。

肌のターンオーバーのサイクルが乱れると
肌のバリア機能が低下して、肌荒れが起こる原因になります。

また、外的要因、紫外線や摩擦などの刺激は
必要な角質層まで剥がしてしまい、
ターンオーバーのサイクルを無理に早めてしまったりします。
スキンケアで、洗顔をしすぎたり、
アルコールの入った化粧品を使ったり
知らず知らずに肌に負担をかけてしまっていることがあるので
くれぐれもご注意を。

便秘とターンオーバー
偏った食生活が便秘、肌荒れに

食生活の乱れで肌荒れになることもあります。
前に、男性の芸能人の方で
肌荒れが気になるなぁと思っていた人がいます。
その人の1日密着の番組があったのですが
朝からジャンクフードとか
かなり食生活が乱れていて
なるほどなぁと納得してしまいました。
その方は、奇跡的に?健康には問題はなかったんですが
美と健康は同じ方向にあると思います。
野菜不足では、便秘という問題も出てきますよね。
便秘

思い当たる人もいるかと思いますが、
便秘がちだとニキビや吹き出物など肌荒れに悩んだり。
便秘によって、腸内環境が悪化すると、老廃物がたまり
有害物質が血液中に溶けだし、全身に巡ります。
その有害物質を、汗や皮脂と一緒に毛穴などから
体外へ排出しようとする防衛反応により、
本来機能するべき肌のターンオーバー機能が低下してしまい
肌荒れにつながるのです。

便秘で肌荒れに悩んでない?

皮下組織の大部分は皮下脂肪で、そこには「動脈」や「静脈」が通っています。
肌(皮膚)組織に栄養を届けたり、老廃物を運び出したりしているところです。
皮下脂肪と言えば聞こえが悪いかもしれませんが、クッションのような役割をし、
外部からの刺激や衝撃をやわらげたり、熱を伝えにくいという性質を持っていて
断熱・保温の働きをしたり、エネルギーを脂肪のかたちで蓄える役割も果たしています。

皮膚のことを考えて肌悩みに応じたスキンケアを

お肌の乾燥、たるみ、しわが気になるし、なんだかシミも増えてきた・・・。
ハリがなく元気のない肌をなんとかしたい!
肌悩みは人それぞれですが、お肌(皮膚)がどのようなもので、どう機能しているか知ることで
スキンケアももって効果的にできることがあると思います。
お肌のケアをあきらめないで、肌質向上に役立ててほしいなと思います。